ネロ「やはりなにかがおかしい…!陛下!ご無礼!」
カーテン越しの玉座で起きている不穏な様子に、ついにカーテンを開けたネロ男爵。玉座に座っていたのは、なんとグリッタ!鏡にゼットの姿が映る。ゼットの力が弱まって、グリッタが表に出てきてしまった。
ノア「今、お母様が自由にしてあげますよ!」
グリッタ「お母様、待って!私は皇帝陛下から離れるわけにはいきません」
ノア「何を言ってるの?せっかくのチャンスなのですよ!どれだけ、この時を待っていたか…」
グリッタ「ごめんなさい…お母様がずっと私を助けようとして下さっていたのは分かっています…でも、駄目なんです!」
ノア「なぜです?!グリッタ!どうして…」
闇減りでゼットの力が弱まる中、ゼットから離脱するのか、運命を共にするのか?
ゼット君に選択を迫られた愛しのグリッタ嬢、ノアお母様の手を振り切って、一心同体のまま、まさかの駆け落ち!愛の逃避行!どひーー!新婚旅行はレインボーラインでクリスマス?
ノア「グリッタに、何を吹き込んだんですの?」
ゼット「何も…まあ、グリッタも、オレの中で ただ遊んでたわけじゃねえってことらしい」
ノア「…あの子は、賢い子ですから」
ゼット「ああ、てめえにしちゃ上出来なキラキラだ…だから、手を出すんじゃねえ」
こうるさい姑を、可愛い嫁は俺だけのもんだとばかりに闇の彼方へ思いっきりどーん!さあ、これで邪魔者はシュバルツだけだぜ、ゼット君!このまま愛の勝者となりうるのか?烈車戦隊トッキュウジャー第40話。
陛下の御身をすっごく心配してるのに、ノア夫人にも、シュバルツにもあっさりやられて、しかも陛下に逃げられたネロ男爵、哀れ。頑張れじいや!
さて、クリスマス大決戦第2弾。
グリッタ&ゼットを巡って、シャドーライン大乱戦スタート!おかげでトッキュウジャー側は明君を持ってかれるわ、闇の皇帝ご夫妻に烈車の中に居座られるわで、迷惑。あれ?シャドーライン、全然レインボーラインの方に目配りする余裕ないじゃん。
レインボーラインから姿を消した明君とやっと対面出来たライト達。
しかし、シュバルツ側についたことを公言する明君に納得いかない顔をしているライト達に、明君は容赦無い一閃を浴びせる。
トカッチ「ドリルレッシャーのためなら、僕達のせいでもあるし!」
明「違う!オレは、やりたくてやった!それにシュバルツの狙いは、皇帝ゼットだ。お前達に損はない!」
ライト「損とか得とかじゃない!おまえが本気で、レインボーライン抜けたいわけないだろ!虹を守るって言ってたおまえが!」
一瞬ライトの言葉に心動かされるも、すぐにザラムの姿に戻ると、ライト達への決別の言葉を放つ。
明君「なぜ、おまえたちが騒ぐ?これは俺のことだ。お前達は今まで通り、大して変わらん」
ライト達と離れることに何の感慨もない明君の口ぶりに、ライト達はショックを受ける。
トカッチ「明君には僕達が明君止める理由、ホントに分かんないんだと思う。もし、明くんが寂しかったとしても、僕達までそうだと思ってないっていうか…」
カグラ「そんなの、仲間がいなくなって寂しいのは当然だよ!」
トカッチ「当然じゃないんだよ!シャドーだった明君には…」
明君のレインボーラインでのアウェイ感が身に沁みる。明君は虹を守ると決めて、レインボーラインに下った。でも仲間と共に戦うという感覚が、シャドーである明君には分からない。
あと一歩のところでグリッタを助け損ねた後の、シュバルツと明の会話からもその感覚が伺える。
明君「おまえが誰かを助けるために動くのを、初めて見た」
シュバルツ「助け合いなどいらぬ…そう思っていた。私も貴様も、常にひとり。共に戦っていようと、そこにあるのは自分ひとりだ…今もな」
明君「そうだ」
シュバルツ「…が、ひとりであることと、守りたいものがあることは、別らしい」
明君「お前にとっての虹か…変わるものだな」
仲間にこだわるトカッチ達を注意深く観察して、彼等にとっての仲間が、自分にとっての虹と同じであると理解した明君。彼等5人の間にある絆はキラキラした虹のように見えた。だから虹と同じように彼等を守ろうと決めた。
が、明君はその虹のような絆の中に自分も入れるとは思わない。
「虹を守って死ぬ」
明君の口癖。虹をライト達に置き換えると彼のアウェイ感が見えてくる。彼はひとりでライト達を守れれば、自分の存在がなくなってもいい。シャドー怪人であるこの身がキラキラした彼等の存在と同等になれるわけがない。なれるとも思ってない。その意識の表れが「虹を守って死ぬ」という言葉だったのではないか?
そうじゃない。明君もライト達にとっては大切な仲間。いないと嫌だ。寂しい。一緒にいたい。でもライト達にはそのことをうまく明に説明できそうにない。
ミオ「でも、気持ちなんて説明しようがないよね」
ライト「何がなんでも明を連れ戻す。それが一番の説明だって!」
明君には、行動で自分達の気持ちをわかってもらうしかない!そう気づいた5人は明君を探しに動き出す。
しかし明君もライト達を振り切ったあとのクライナーの中で、ちゃんと「寂しい」という気持ちを感じている。
明君「お前との約束で動いてはいるが、こうなってみると妙にざわつく」
ぼそりと呟くと、ぎゅっと自分の胸のあたりを掴む。
でも、明君には自覚がない。ざわつく気持ちがどこから来るのか、わかっていない。ライト達は明君にその気持ちの正体をわからせることができるのか?
一方ゼット夫妻。「闇減り」の時期を狙って、キャッスルターミナルに奇襲をかけるシュバルツと明君。しかし、グリッタ嬢にあと一歩のところでゼットの返り討ちにあい、明君が拉致される。
明君を横抱きにしてクライナーで逃げ出すゼット。そしてトッキュウ6号に変身して、明君のふりをしてライト達に助けられ、トッキュウ烈車に乗り込んでしまう。しかもいきなりグリッタに変身!えええー?
グリッタはトッキュウジャー達に、シュバルツを止めて欲しいと懇願する。
トカッチ「ちょっと待って!つまり君はこのままゼットの中にいるってこと?」
グリッタ「はい」
ミオ「なんで?シュバルツはあなたのために…」
グリッタ「知ってます…。うれしいし、本当なら、今すぐ会いたい。おそばに行きたい」
ミオ「だったら!」
グリッタ「危険なんです…私を陛下から離したら、きっと怖ろしいことが起きる。シャドーラインにとっても、あなたたち人間にとっても…」
ふむう、グリッタがゼットと駆け落ちしたのは、ゼットに絆された訳ではなく、なにか他に理由がありそう。
ところで、18話の感想を読み直していたのですが↓
http://m.blogs.yahoo.co.jp/marurikorori/54402717.html
この時のゼット君、シャドー怪人でありながらトッキュウジャーになったザラムのことを猛烈に羨んでいるんですよね。
ここではトッキュウジャーになることはキラキラを手に入れること、と定義されています。
憧れのトッキュウ6号に変身出来たゼット。
グリッタというキラキラを体内に取り込んでいることで、あれだけキラキラに拒絶されていたゼットも、ちょっとはキラキラに近づくことが出来ているということか。
そのためだけに、グリッタを消さずに体内で飼っているのか?
でも、グリッタちゃんとゼット君の心の中での会話がちょっと意味深。
ゼット「せっかくてめえの将軍が迎えに来たのに、それでも俺から出ねえってのか?」
グリッタ「…シュバルツ様を…死なせないために…」
ゼット「…まったく…キラキラだな…」
苦々しく笑うゼット。
なぜシュバルツの元に行かないのか、トッキュウジャー達とのやり取りで、グリッタの答えはとっくに分かってるはずなのに、あえてもう一度問いかけてる。そしてグリッタの変わらぬ答えを聞いて、うっすら傷付いてる風に見える。
ゼット君はグリッタちゃんに、どんな答えを言って欲しかったのか?
ライト達はシュバルツ達に会って、グリッタの伝言を伝えようとするが、陛下を取り戻そうとやってきたモルクとネロに邪魔されてしまう。
ロボ戦と白兵戦が同時に発生。混乱を極める戦いの中、ボロボロに傷付いたノア夫人が、格下のシュバルツ達に跪く。
ノア「わたくしとグリッタのことは、誰の手も借りるつもりは ありませんでしたが…。グリッタのためには、どうしても助けが…」
モルク「トッキュウ1号、おまえ、陛下の居場所を知っているな?」
モルク専用クライナー、肩に拡声器をあしらっているのが、いかにもおばちゃん専用機らしくて微笑ましいが、ハイパーレッシャテイオーにやられちゃったΣ(゚д゚lll)
いやー!!モルク、これで退場?それはいや!ばあやがいなくなっちゃったら、ゼットはどうすればいいのー?!ばあや、がんばって!
モルクがキャッスルターミナルの管理人だったのか、モルクがやられるとキャッスルターミナルが地上に浮かび上がる。その麓には、ライト達の秘密基地だった昴が浜の大きな樹が!
戦局は大混迷のまま、クリスマス大決戦最終章へもつれ込む。うわ、これ全部次回で答え出るの?とりあえず明君には楽しいクリスマスを迎えて欲しいと願いつつ、41話へ!
カーテン越しの玉座で起きている不穏な様子に、ついにカーテンを開けたネロ男爵。玉座に座っていたのは、なんとグリッタ!鏡にゼットの姿が映る。ゼットの力が弱まって、グリッタが表に出てきてしまった。
ノア「今、お母様が自由にしてあげますよ!」
グリッタ「お母様、待って!私は皇帝陛下から離れるわけにはいきません」
ノア「何を言ってるの?せっかくのチャンスなのですよ!どれだけ、この時を待っていたか…」
グリッタ「ごめんなさい…お母様がずっと私を助けようとして下さっていたのは分かっています…でも、駄目なんです!」
ノア「なぜです?!グリッタ!どうして…」
闇減りでゼットの力が弱まる中、ゼットから離脱するのか、運命を共にするのか?
ゼット君に選択を迫られた愛しのグリッタ嬢、ノアお母様の手を振り切って、一心同体のまま、まさかの駆け落ち!愛の逃避行!どひーー!新婚旅行はレインボーラインでクリスマス?
ノア「グリッタに、何を吹き込んだんですの?」
ゼット「何も…まあ、グリッタも、オレの中で ただ遊んでたわけじゃねえってことらしい」
ノア「…あの子は、賢い子ですから」
ゼット「ああ、てめえにしちゃ上出来なキラキラだ…だから、手を出すんじゃねえ」
こうるさい姑を、可愛い嫁は俺だけのもんだとばかりに闇の彼方へ思いっきりどーん!さあ、これで邪魔者はシュバルツだけだぜ、ゼット君!このまま愛の勝者となりうるのか?烈車戦隊トッキュウジャー第40話。
陛下の御身をすっごく心配してるのに、ノア夫人にも、シュバルツにもあっさりやられて、しかも陛下に逃げられたネロ男爵、哀れ。頑張れじいや!
さて、クリスマス大決戦第2弾。
グリッタ&ゼットを巡って、シャドーライン大乱戦スタート!おかげでトッキュウジャー側は明君を持ってかれるわ、闇の皇帝ご夫妻に烈車の中に居座られるわで、迷惑。あれ?シャドーライン、全然レインボーラインの方に目配りする余裕ないじゃん。
レインボーラインから姿を消した明君とやっと対面出来たライト達。
しかし、シュバルツ側についたことを公言する明君に納得いかない顔をしているライト達に、明君は容赦無い一閃を浴びせる。
トカッチ「ドリルレッシャーのためなら、僕達のせいでもあるし!」
明「違う!オレは、やりたくてやった!それにシュバルツの狙いは、皇帝ゼットだ。お前達に損はない!」
ライト「損とか得とかじゃない!おまえが本気で、レインボーライン抜けたいわけないだろ!虹を守るって言ってたおまえが!」
一瞬ライトの言葉に心動かされるも、すぐにザラムの姿に戻ると、ライト達への決別の言葉を放つ。
明君「なぜ、おまえたちが騒ぐ?これは俺のことだ。お前達は今まで通り、大して変わらん」
ライト達と離れることに何の感慨もない明君の口ぶりに、ライト達はショックを受ける。
トカッチ「明君には僕達が明君止める理由、ホントに分かんないんだと思う。もし、明くんが寂しかったとしても、僕達までそうだと思ってないっていうか…」
カグラ「そんなの、仲間がいなくなって寂しいのは当然だよ!」
トカッチ「当然じゃないんだよ!シャドーだった明君には…」
明君のレインボーラインでのアウェイ感が身に沁みる。明君は虹を守ると決めて、レインボーラインに下った。でも仲間と共に戦うという感覚が、シャドーである明君には分からない。
あと一歩のところでグリッタを助け損ねた後の、シュバルツと明の会話からもその感覚が伺える。
明君「おまえが誰かを助けるために動くのを、初めて見た」
シュバルツ「助け合いなどいらぬ…そう思っていた。私も貴様も、常にひとり。共に戦っていようと、そこにあるのは自分ひとりだ…今もな」
明君「そうだ」
シュバルツ「…が、ひとりであることと、守りたいものがあることは、別らしい」
明君「お前にとっての虹か…変わるものだな」
仲間にこだわるトカッチ達を注意深く観察して、彼等にとっての仲間が、自分にとっての虹と同じであると理解した明君。彼等5人の間にある絆はキラキラした虹のように見えた。だから虹と同じように彼等を守ろうと決めた。
が、明君はその虹のような絆の中に自分も入れるとは思わない。
「虹を守って死ぬ」
明君の口癖。虹をライト達に置き換えると彼のアウェイ感が見えてくる。彼はひとりでライト達を守れれば、自分の存在がなくなってもいい。シャドー怪人であるこの身がキラキラした彼等の存在と同等になれるわけがない。なれるとも思ってない。その意識の表れが「虹を守って死ぬ」という言葉だったのではないか?
そうじゃない。明君もライト達にとっては大切な仲間。いないと嫌だ。寂しい。一緒にいたい。でもライト達にはそのことをうまく明に説明できそうにない。
ミオ「でも、気持ちなんて説明しようがないよね」
ライト「何がなんでも明を連れ戻す。それが一番の説明だって!」
明君には、行動で自分達の気持ちをわかってもらうしかない!そう気づいた5人は明君を探しに動き出す。
しかし明君もライト達を振り切ったあとのクライナーの中で、ちゃんと「寂しい」という気持ちを感じている。
明君「お前との約束で動いてはいるが、こうなってみると妙にざわつく」
ぼそりと呟くと、ぎゅっと自分の胸のあたりを掴む。
でも、明君には自覚がない。ざわつく気持ちがどこから来るのか、わかっていない。ライト達は明君にその気持ちの正体をわからせることができるのか?
一方ゼット夫妻。「闇減り」の時期を狙って、キャッスルターミナルに奇襲をかけるシュバルツと明君。しかし、グリッタ嬢にあと一歩のところでゼットの返り討ちにあい、明君が拉致される。
明君を横抱きにしてクライナーで逃げ出すゼット。そしてトッキュウ6号に変身して、明君のふりをしてライト達に助けられ、トッキュウ烈車に乗り込んでしまう。しかもいきなりグリッタに変身!えええー?
グリッタはトッキュウジャー達に、シュバルツを止めて欲しいと懇願する。
トカッチ「ちょっと待って!つまり君はこのままゼットの中にいるってこと?」
グリッタ「はい」
ミオ「なんで?シュバルツはあなたのために…」
グリッタ「知ってます…。うれしいし、本当なら、今すぐ会いたい。おそばに行きたい」
ミオ「だったら!」
グリッタ「危険なんです…私を陛下から離したら、きっと怖ろしいことが起きる。シャドーラインにとっても、あなたたち人間にとっても…」
ふむう、グリッタがゼットと駆け落ちしたのは、ゼットに絆された訳ではなく、なにか他に理由がありそう。
ところで、18話の感想を読み直していたのですが↓
http://m.blogs.yahoo.co.jp/marurikorori/54402717.html
この時のゼット君、シャドー怪人でありながらトッキュウジャーになったザラムのことを猛烈に羨んでいるんですよね。
ここではトッキュウジャーになることはキラキラを手に入れること、と定義されています。
憧れのトッキュウ6号に変身出来たゼット。
グリッタというキラキラを体内に取り込んでいることで、あれだけキラキラに拒絶されていたゼットも、ちょっとはキラキラに近づくことが出来ているということか。
そのためだけに、グリッタを消さずに体内で飼っているのか?
でも、グリッタちゃんとゼット君の心の中での会話がちょっと意味深。
ゼット「せっかくてめえの将軍が迎えに来たのに、それでも俺から出ねえってのか?」
グリッタ「…シュバルツ様を…死なせないために…」
ゼット「…まったく…キラキラだな…」
苦々しく笑うゼット。
なぜシュバルツの元に行かないのか、トッキュウジャー達とのやり取りで、グリッタの答えはとっくに分かってるはずなのに、あえてもう一度問いかけてる。そしてグリッタの変わらぬ答えを聞いて、うっすら傷付いてる風に見える。
ゼット君はグリッタちゃんに、どんな答えを言って欲しかったのか?
ライト達はシュバルツ達に会って、グリッタの伝言を伝えようとするが、陛下を取り戻そうとやってきたモルクとネロに邪魔されてしまう。
ロボ戦と白兵戦が同時に発生。混乱を極める戦いの中、ボロボロに傷付いたノア夫人が、格下のシュバルツ達に跪く。
ノア「わたくしとグリッタのことは、誰の手も借りるつもりは ありませんでしたが…。グリッタのためには、どうしても助けが…」
モルク「トッキュウ1号、おまえ、陛下の居場所を知っているな?」
モルク専用クライナー、肩に拡声器をあしらっているのが、いかにもおばちゃん専用機らしくて微笑ましいが、ハイパーレッシャテイオーにやられちゃったΣ(゚д゚lll)
いやー!!モルク、これで退場?それはいや!ばあやがいなくなっちゃったら、ゼットはどうすればいいのー?!ばあや、がんばって!
モルクがキャッスルターミナルの管理人だったのか、モルクがやられるとキャッスルターミナルが地上に浮かび上がる。その麓には、ライト達の秘密基地だった昴が浜の大きな樹が!
戦局は大混迷のまま、クリスマス大決戦最終章へもつれ込む。うわ、これ全部次回で答え出るの?とりあえず明君には楽しいクリスマスを迎えて欲しいと願いつつ、41話へ!