特状課のある久留間運転試験場に出入りして、試験場事務員・仮面ライダーガールズを手なずけた霧子の弟・詩島剛。
仮面ライダーガールズ「剛君って凄いよね!私、こんなに可愛く撮ってもらったの初めて!」
剛「世界中どこ行っても、女の子にそう言ってもらえるよ」
ガールズ「仮面ライダーとかの写真も撮っちゃうんでしょ?」
剛「うん」
ガールズ「見たーい!」
究ちゃん「僕も僕も僕も!それ見たーい!」
ガールズ「いやーっ!キモーい!」
確かに仕事中にお人形を大事に抱えてニヤニヤしてる男はキモい。それは認める。けど、ファイルでぶんぶん追い回すまではしなくない?本当にキモかったらその場から離れるだけだもん。もしかして嫌よ嫌よも好きの内。君たち究ちゃんのこと、本当は好きなんじゃない?と思ってたら
「やかましい!」
と叫んだ柄の悪そうな痩せぎすの中年男。
おお怖い…と思ったら、石田監督ー?カントクじゃありませんか!うわぁ。いつも現場でこんな風にどなってるんだろうか?仮面ライダードライブ第13話感想です。
石田監督は名俳優諸田監督に続け。
ベルトさん「なるほど。剛は訓練半ばで勝手にアメリカを離れてしまった、と言う事ですね?先生」
ハーレー「そうなんだよ!マッハはな、完成はしているがまだまだ危険だ。危険なんだよ!」
りんな「マッハは、ドライブを超えるネクストシステムとして開発されていたの」
進ノ介「その資格者が剛だったって訳か…えっ?俺を超えちゃうの?」
ベルトさん「マッハドライバー炎には、私の代わりにAIの補助頭脳がついている。戦闘力は高いが、ドライブよりも変身者への負担が大きいシステムだ」
りんな「ハーレー博士は、その負担を軽減する研究をしてたのね。あの子、それを待たずに何であんなに突っ走っちゃってるんだろ?」
霧子「私もそれが気になっているんです」
前回華麗に登場した仮面ライダーマッハ・霧島剛。いつもにやにやしていて、ふざけてるようにみえますが、何か事情を抱えているようで…?
今回の事件
「yo yo yo !今日の正午 久留間信用金庫 久留間北口支店 注目da! 俺たち無敵の どんより強盗団!」
投稿動画にイカれた3人組の犯行予告があがった。彼らの手首には、前回の犯人、戸田川がしていたのと同じ、「どんより」を起こせるバンドが。
りんな「それは、ロイミュード本体の重加速能力を分け与える端末だと思う」
究ちゃん「最近、どんよりマップと合致しない重加速事件の噂がやたらと多いんだよ」
バンドによる、ごく小規模などんよりがあちこちで起きている。どうやらバンドはかなり出回ってるらしい。
バンドの供給元はどこか。進ノ介、ゲンさんは戸田川を取り調べるも、本人にはどこで手にいれたかの記憶がない。バンドが壊れる時に、どうやら記憶が消えてしまう様子。
ゲンさん「いいか戸田川!相手がどんなに非道い人間でも、殺そうとしちまったらお前も同類だ!自分を落とすような真似は、二度とするなよ」
予告された銀行へ向かう前にきちっと締めるとこは締めるゲンさん。おお、かっこいい!進ノ介も頼もしそうにみてる。こういう男だから、いくら暴走気味でも、ドジっこ属性でも後輩がついていくんだろうな。
沢山の警官で銀行の入り口を固めるも、どんよりが発生。バンドで起こせる範囲ではない大規模レベル。発生源の元に進ノ介とベルトさんが駆けつけると、そこには仮面ライダーマッハと予告動画の3人組が。このどんよりはマッハが3人組からバンドを取り上げる為に起こしたものだった。
進ノ介「いい加減にしろ、剛!どんよりをどれだけ市民たちは怖がってるのか、分からないのか?」
剛「だからこそ、バンドをぶっ潰さなきゃいけないんだろ?」
進ノ介「悪を倒すためとは言え、重加速を人間にかけたらお前もロイミュードと同じだろ!自分を落とすような真似はするな!」
剛「ふ…真面目だな、進兄さんは」
進ノ介「その進兄さんはやめろ」
剛「でもさぁ、俺達2人とも敵の力を使って悪を滅ぼす…怪物同士じゃないか。だから、少々落ちてもいいんじゃない?それで奴らを止められるなら」
怒る進ノ介に対し、悪びれない剛。どんよりは人々の記憶の中で、半年前のロイミュード達の襲撃と密接に結びついている。剛のやってることは、例えば大震災で被災した人達に対し、目の前の犯人を止めるためなら多少の地震を起こしても構わないと思ってる…て考えると、剛の考え方の危うさがわかりやすいか。
あと、ここでは指摘されませんでしたが、どんよりが起きれば、危険だってあると思うのですが。
。もし、私だったら車の運転中にどんよりに巻き込まれたら、どんよりが解除されたとたんに、事故る自信が絶対ある。
車に乗っていなくとも、走ってたりしたら、どんよりが解除されたとたんに顔からこける自信が絶対ある。
剛は運動神経抜群だからいいだろうけど、そういうどんくさい人々のこともちょっとは考えて欲しいの。
お説教するために剛を特状課に連れ込んでも、マッハ自身が写っている写真を売り込んで、課長と究ちゃんを懐柔。スパイダーマンみたい。「なんて当てにならない人なんだ、追田警部補は。」横で嘘つき呼ばわりされたゲンさんに申し訳なさそうな顔をしてる霧子ちゃんが可愛い。
秘密であるはずの仮面ライダーの写真を配ったことを怒ろうとするも剛は取り合わない。
剛「ドライブは、警察であることに利点もあるけど、弱点もあるじゃん?俺のこの立ち位置でないと出来ない事がいっぱいあるはずさ」
警察には出来ないこと、それはおとり捜査のことだった。あらかじめ三人組からバンドの購入方法を聞き出していた剛は、ひとりどんよりバンドの密売場所に乗り込む。アメリカで017、018兄弟とやりあったことのある剛は彼らの手口を知っていた。しかし、そこにチェイスも居たのは計算外。
変身もしないまま、外へ飛び出す。怒った兄弟は重加速をかけてきて剛ピンチ…て時に、トライドロンが駆けつける。チェイサーをドライブが引き受け、霧子ちゃんは驚異的身体能力で援護射撃。おお!
018の体内でどんよりバンドが精製されていたことも把握し、無事ロイミュード兄弟を撃破。事件を解決するも、剛の体力消耗は激しい。その場で眠りに落ちてしまう。
剛「ねえ、敵はあと何体?」
ベルトさん「把握している限りでは、88体だ」
剛「かー…結構多いな…でも、マッハの活動時間もグングン伸びてる。もっともっと…もっともっと、急がなきゃ…」
完全強化を待たずに帰国し、ロイミュードを倒すことを急ぐ剛。お姉ちゃんと一緒に住むことを拒否したし、第一マッハの資格者に選ばれたことも内密にしていた。彼にはいったいどんな事情があるのか。
霧子「剛!もう…どうしようもない子」
進ノ介「いや、どうかな?こいつはただの危険好きや暴走野郎じゃない。何か、もっと深いものを抱えている」
なんとなく複雑な事情があると察した進ノ介は、詳しく問いただすこともせず、彼のサポートを約束する。
剛「あれ?どうしたの、進兄さん。あ、これ言うと怒るんだっけ?」
進ノ介「まあ、霧子の事はともかく兄貴呼ばわりしたきゃ好きにしろ。お前、俺が間に合わなかったらヤバかったろ?これからは目を離さねえ。俺は、お前のブレーキだ」
剛「俺に追いつけるかな、進兄さん?」
進ノ介「バイク野郎に追い抜かれっぱなしじゃ、クルマ好きの名誉に関わる。負けねえよ」
どどーんと男の友情ここに成立。霧子ちゃんはまた蚊帳の外でちょっとモヤモヤ。進ノ介君は男同士の世界にすぐいってしまうのう。
なにはともあれ、自由に行動して爆弾にもなりかねないマッハと、あくまでも警察組織としてリーガルな立場を崩せないドライブ。双方が補完しあうのか、衝突するのか、どんなコンビになるのか楽しみです。
今回のロイミュード
メディック「018のビジネスにはいい宣伝になりますわ。ガンマンと018は暗黒街の兄弟をコピーした存在ですもの。闇商人の弟と、それを守る兄」
ブレン「そんな事、私とて知っている!」
ロイミュードは元々蛮野博士によって作られた増殖強化型アンドロイド。ひとりの手で全部作られてるんだから、ロイミュード皆兄弟じゃないの?と思ったら、017と018は、もともと兄弟の人間をコピーしたから、兄弟として行動してるのか。成る程。
ところで、解説してくれるメディックちゃんの横でぴりぴりしてるブレンさんが早くも限界か。ハート様のよき片腕の座を狙って、水面下で壮絶なさや当てが繰り広げられる予感。
「うまいなあ、人間の邪念のこもった金は!」
「バンドを売った金をたんまり食って、早く進化しろ」
「頑張る頑張る!」
徹底して弟を守ってくれる017が頼もしくてカッコ良く「おにいちゃーん( ;´Д`)」とでかい図体の割にお兄ちゃんに頼りっきりな018が意外なくらい可愛かったので、今回こっきりの退場はちょっと残念。
チェイスさんは自分が000という番外ナンバーであることに苦悩。ハートに問いただす。
チェイス「ハート。俺はこの間初めて自分のナンバーを見た。俺は何者なんだ?グローバルフリーズ以前の記憶もない」
ハート「偉大な戦士、とだけ言っておこう。000は栄光のナンバーだ。心配せずに今は戦え、友よ」
チェイス「お前を…信じる」
うーむ、これ、おぼこい娘を騙して水商売で働かせる遊び人男のセリフくさいんだけど…。チェイスさん、ハートさんの魅力に騙されてない?大丈夫?
なにはともあれ、そしてトライドロンの陰から銃を撃つ霧子ちゃんの姿をみて、またもや躊躇。そしてベルトさんが追い撃ち。
ベルトさん「チェイサー、君のナンバーは000ではないのか?」
チェイサー「…黙れ!」
ああ、これはベルトさんの方がチェイスの出自を知ってそうだ。チェイスさんの苦悩は続く。
今回の霧子ちゃん
霧子「納得できん!絶対できん!」
ベルトさん「まあ霧子、そう怒らないでやってくれ」
霧子「いつから弟を仮面ライダーにしていたんですか?クリム!私にも内緒で!」
ベルトさん「私が…私が怒られてるわけ?」
霧子ちゃんキーック!からのベルトさん、がたがた言わせたるわー!に至る霧子姐さん怖い。マジ怖い。
が、親も既に亡く、この世に肉親は弟だけ…となると、この激昂ぶりもしかたないか。
たったひとりの弟が、アメリカで大人しくカメラマンの勉強してたかと思いきや、いつの間にやら命の危険が伴う仮面ライダー稼業の特訓やらされてたとあっちゃねぇ。で、事実上の保護者である霧子ちゃんに一言も相談ないとはねぇ。そりゃ一応責任者であるベルトさんに怒っていいわ。
霧子ちゃん、剛のことを「あのバカ!」って言った進ノ介に「バカとはなんですか!」って怒ってみせたり、ロイミュードと戦う剛が変身するために「姉ちゃん、離れて」って言ってもなかなか離れなかったり。
弟のことが心配でしょうがないみたい。そりゃ「危険?大好物だね」なんていう弟がいたら心配だろうて。
ところで、霧子ちゃんと剛が手を合わせていたお墓。一つは「詩島澄子」。たぶん2人のお母さんなんだろうけど、もうひとつは「柄本幸子」。これ、誰だろう?あと、もしかしてお父さんは例えばお母さんと離婚してたり、子供達の前から姿を消していたりするだけで、まだ生きてたりする?
あら、これは姉弟のドラマが動きだす予感。
剛「2人とも、いい画だね。姉ちゃん、美人だけどカタいからな。良い相手ができたみたいで俺も安心したよ。これからは、進兄さんって呼ぶことにしよう」
進ノ介「いやいや、いやいや!待って待って。確かに、霧子は大事な相棒だけど…」
霧子「そう!ドライブを支えるのが私の仕事だけど…」
霧子・進ノ介「そういう仲じゃないから!!」
霧子「…そ、そこまできっぱり否定することも無いじゃないですか!」
進ノ介「いやいや、お前の否定の言葉の方がキツかっただろ!?」
霧子「泊さんの方が一瞬早かったです!」
剛に冷やかされて、慌ててるんだか、怒ってるんだかの霧子ちゃんが激可愛い。一応進ノ介との恋愛感情は全否定なんだけど、あんまり否定されちゃうのも女子のプライドとしてどうよ?というフクザツな乙女心。
そのあとなんだか意識しちゃって、お互いキャンディを取ろうと伸ばした手が触れ合って、さっと引っ込めちゃう進ノ介と霧子が小学生のよう。うん、いいね。
しかし、影でその様子を眺めてきぃぃっと嫉妬の炎を燃やしてたりんなさん、いったい何に嫉妬してたんだろうか?
1・実は進ノ介に恋心を抱いていた
2・実は霧子ちゃんに恋心を抱いていた
3・リア充爆発しろ
さてどれか?…りんなさんの場合どれもあり得そうで怖い。
今回のシフトカー&シグナルバイク
シフトカーは新人さん登場は特になし。
「剛を探してくれ!」
進ノ介の一声で一斉に飛び出して行くシフトカー達がかっこよかった。この子達は集団で動くといい画になるのう。
そしてマッハのよき相棒達は車ではなくてバイク。
「ああ、カメラ仕掛けといて、シグナルバイクたちにシャッター切ってもらったんだ」
剛の言いつけに従って、小さな身体でカメラを動かして、マッハの勇姿を撮影するシグナルバイク達がとても健気。ちゃんと手動でピントを合わせているのが律儀。バイクの方ももっと種類出るのかな?でも特殊車両みたいなバイクってないので、シフトカー程はバリエーションないかな?
シグナルキケーン
ちょいワルなお顔立ちに危険な香りがするシグナルバイク。
ぽてんとちっちゃな弾丸みたいな生き物がおっこちて来たかと思うとナイフヘッドみたいにぐわっと大きくなって噛みつき!これはキケーン!
しかし、製作者ハーレー博士のネーミングセンスも大概だと思う。
今回の大月ウルフ
OPのクレジットを思わず2度見。
ハーレー「剛をな、よろしく頼む。な?分かったな?」
ベルトさん「O.K.Talk to you later.See you again.」
進ノ介「ベルトさん、誰と話してたの?」
りんな「ハーレー・ヘンドリクソン博士。アメリカにいるクリムの恩師よ」
なんとこのハーレー博士、「仮面ライダースーパー1」で、スーパー1の開発者ヘンリー博士役を演じていた大月ウルフさんでした。特撮での外国人役っていったら結構この人が演じていたので(大鉄人17のハスラー教授とか)、ご記憶の方も多いはず。
東映公式HPをみたら、三条陸さんの熱烈なリクエストによる今回のご出演だそうで。相変わらずマニアックな要望を出すなあ。
なるほどー。マッハは仮面ライダースーパー1なわけね。
あ、ちなみにスーパー1の乗っていたバイク、Vマシーンのベースがハーレー・ダビットソンだったので、ハーレー博士になったと思われ。
既に80歳でいらっしゃるそうですが、今後顔出し出演もあると嬉しいです。
仮面ライダーガールズ「剛君って凄いよね!私、こんなに可愛く撮ってもらったの初めて!」
剛「世界中どこ行っても、女の子にそう言ってもらえるよ」
ガールズ「仮面ライダーとかの写真も撮っちゃうんでしょ?」
剛「うん」
ガールズ「見たーい!」
究ちゃん「僕も僕も僕も!それ見たーい!」
ガールズ「いやーっ!キモーい!」
確かに仕事中にお人形を大事に抱えてニヤニヤしてる男はキモい。それは認める。けど、ファイルでぶんぶん追い回すまではしなくない?本当にキモかったらその場から離れるだけだもん。もしかして嫌よ嫌よも好きの内。君たち究ちゃんのこと、本当は好きなんじゃない?と思ってたら
「やかましい!」
と叫んだ柄の悪そうな痩せぎすの中年男。
おお怖い…と思ったら、石田監督ー?カントクじゃありませんか!うわぁ。いつも現場でこんな風にどなってるんだろうか?仮面ライダードライブ第13話感想です。
石田監督は名俳優諸田監督に続け。
ベルトさん「なるほど。剛は訓練半ばで勝手にアメリカを離れてしまった、と言う事ですね?先生」
ハーレー「そうなんだよ!マッハはな、完成はしているがまだまだ危険だ。危険なんだよ!」
りんな「マッハは、ドライブを超えるネクストシステムとして開発されていたの」
進ノ介「その資格者が剛だったって訳か…えっ?俺を超えちゃうの?」
ベルトさん「マッハドライバー炎には、私の代わりにAIの補助頭脳がついている。戦闘力は高いが、ドライブよりも変身者への負担が大きいシステムだ」
りんな「ハーレー博士は、その負担を軽減する研究をしてたのね。あの子、それを待たずに何であんなに突っ走っちゃってるんだろ?」
霧子「私もそれが気になっているんです」
前回華麗に登場した仮面ライダーマッハ・霧島剛。いつもにやにやしていて、ふざけてるようにみえますが、何か事情を抱えているようで…?
今回の事件
「yo yo yo !今日の正午 久留間信用金庫 久留間北口支店 注目da! 俺たち無敵の どんより強盗団!」
投稿動画にイカれた3人組の犯行予告があがった。彼らの手首には、前回の犯人、戸田川がしていたのと同じ、「どんより」を起こせるバンドが。
りんな「それは、ロイミュード本体の重加速能力を分け与える端末だと思う」
究ちゃん「最近、どんよりマップと合致しない重加速事件の噂がやたらと多いんだよ」
バンドによる、ごく小規模などんよりがあちこちで起きている。どうやらバンドはかなり出回ってるらしい。
バンドの供給元はどこか。進ノ介、ゲンさんは戸田川を取り調べるも、本人にはどこで手にいれたかの記憶がない。バンドが壊れる時に、どうやら記憶が消えてしまう様子。
ゲンさん「いいか戸田川!相手がどんなに非道い人間でも、殺そうとしちまったらお前も同類だ!自分を落とすような真似は、二度とするなよ」
予告された銀行へ向かう前にきちっと締めるとこは締めるゲンさん。おお、かっこいい!進ノ介も頼もしそうにみてる。こういう男だから、いくら暴走気味でも、ドジっこ属性でも後輩がついていくんだろうな。
沢山の警官で銀行の入り口を固めるも、どんよりが発生。バンドで起こせる範囲ではない大規模レベル。発生源の元に進ノ介とベルトさんが駆けつけると、そこには仮面ライダーマッハと予告動画の3人組が。このどんよりはマッハが3人組からバンドを取り上げる為に起こしたものだった。
進ノ介「いい加減にしろ、剛!どんよりをどれだけ市民たちは怖がってるのか、分からないのか?」
剛「だからこそ、バンドをぶっ潰さなきゃいけないんだろ?」
進ノ介「悪を倒すためとは言え、重加速を人間にかけたらお前もロイミュードと同じだろ!自分を落とすような真似はするな!」
剛「ふ…真面目だな、進兄さんは」
進ノ介「その進兄さんはやめろ」
剛「でもさぁ、俺達2人とも敵の力を使って悪を滅ぼす…怪物同士じゃないか。だから、少々落ちてもいいんじゃない?それで奴らを止められるなら」
怒る進ノ介に対し、悪びれない剛。どんよりは人々の記憶の中で、半年前のロイミュード達の襲撃と密接に結びついている。剛のやってることは、例えば大震災で被災した人達に対し、目の前の犯人を止めるためなら多少の地震を起こしても構わないと思ってる…て考えると、剛の考え方の危うさがわかりやすいか。
あと、ここでは指摘されませんでしたが、どんよりが起きれば、危険だってあると思うのですが。
。もし、私だったら車の運転中にどんよりに巻き込まれたら、どんよりが解除されたとたんに、事故る自信が絶対ある。
車に乗っていなくとも、走ってたりしたら、どんよりが解除されたとたんに顔からこける自信が絶対ある。
剛は運動神経抜群だからいいだろうけど、そういうどんくさい人々のこともちょっとは考えて欲しいの。
お説教するために剛を特状課に連れ込んでも、マッハ自身が写っている写真を売り込んで、課長と究ちゃんを懐柔。スパイダーマンみたい。「なんて当てにならない人なんだ、追田警部補は。」横で嘘つき呼ばわりされたゲンさんに申し訳なさそうな顔をしてる霧子ちゃんが可愛い。
秘密であるはずの仮面ライダーの写真を配ったことを怒ろうとするも剛は取り合わない。
剛「ドライブは、警察であることに利点もあるけど、弱点もあるじゃん?俺のこの立ち位置でないと出来ない事がいっぱいあるはずさ」
警察には出来ないこと、それはおとり捜査のことだった。あらかじめ三人組からバンドの購入方法を聞き出していた剛は、ひとりどんよりバンドの密売場所に乗り込む。アメリカで017、018兄弟とやりあったことのある剛は彼らの手口を知っていた。しかし、そこにチェイスも居たのは計算外。
変身もしないまま、外へ飛び出す。怒った兄弟は重加速をかけてきて剛ピンチ…て時に、トライドロンが駆けつける。チェイサーをドライブが引き受け、霧子ちゃんは驚異的身体能力で援護射撃。おお!
018の体内でどんよりバンドが精製されていたことも把握し、無事ロイミュード兄弟を撃破。事件を解決するも、剛の体力消耗は激しい。その場で眠りに落ちてしまう。
剛「ねえ、敵はあと何体?」
ベルトさん「把握している限りでは、88体だ」
剛「かー…結構多いな…でも、マッハの活動時間もグングン伸びてる。もっともっと…もっともっと、急がなきゃ…」
完全強化を待たずに帰国し、ロイミュードを倒すことを急ぐ剛。お姉ちゃんと一緒に住むことを拒否したし、第一マッハの資格者に選ばれたことも内密にしていた。彼にはいったいどんな事情があるのか。
霧子「剛!もう…どうしようもない子」
進ノ介「いや、どうかな?こいつはただの危険好きや暴走野郎じゃない。何か、もっと深いものを抱えている」
なんとなく複雑な事情があると察した進ノ介は、詳しく問いただすこともせず、彼のサポートを約束する。
剛「あれ?どうしたの、進兄さん。あ、これ言うと怒るんだっけ?」
進ノ介「まあ、霧子の事はともかく兄貴呼ばわりしたきゃ好きにしろ。お前、俺が間に合わなかったらヤバかったろ?これからは目を離さねえ。俺は、お前のブレーキだ」
剛「俺に追いつけるかな、進兄さん?」
進ノ介「バイク野郎に追い抜かれっぱなしじゃ、クルマ好きの名誉に関わる。負けねえよ」
どどーんと男の友情ここに成立。霧子ちゃんはまた蚊帳の外でちょっとモヤモヤ。進ノ介君は男同士の世界にすぐいってしまうのう。
なにはともあれ、自由に行動して爆弾にもなりかねないマッハと、あくまでも警察組織としてリーガルな立場を崩せないドライブ。双方が補完しあうのか、衝突するのか、どんなコンビになるのか楽しみです。
今回のロイミュード
メディック「018のビジネスにはいい宣伝になりますわ。ガンマンと018は暗黒街の兄弟をコピーした存在ですもの。闇商人の弟と、それを守る兄」
ブレン「そんな事、私とて知っている!」
ロイミュードは元々蛮野博士によって作られた増殖強化型アンドロイド。ひとりの手で全部作られてるんだから、ロイミュード皆兄弟じゃないの?と思ったら、017と018は、もともと兄弟の人間をコピーしたから、兄弟として行動してるのか。成る程。
ところで、解説してくれるメディックちゃんの横でぴりぴりしてるブレンさんが早くも限界か。ハート様のよき片腕の座を狙って、水面下で壮絶なさや当てが繰り広げられる予感。
「うまいなあ、人間の邪念のこもった金は!」
「バンドを売った金をたんまり食って、早く進化しろ」
「頑張る頑張る!」
徹底して弟を守ってくれる017が頼もしくてカッコ良く「おにいちゃーん( ;´Д`)」とでかい図体の割にお兄ちゃんに頼りっきりな018が意外なくらい可愛かったので、今回こっきりの退場はちょっと残念。
チェイスさんは自分が000という番外ナンバーであることに苦悩。ハートに問いただす。
チェイス「ハート。俺はこの間初めて自分のナンバーを見た。俺は何者なんだ?グローバルフリーズ以前の記憶もない」
ハート「偉大な戦士、とだけ言っておこう。000は栄光のナンバーだ。心配せずに今は戦え、友よ」
チェイス「お前を…信じる」
うーむ、これ、おぼこい娘を騙して水商売で働かせる遊び人男のセリフくさいんだけど…。チェイスさん、ハートさんの魅力に騙されてない?大丈夫?
なにはともあれ、そしてトライドロンの陰から銃を撃つ霧子ちゃんの姿をみて、またもや躊躇。そしてベルトさんが追い撃ち。
ベルトさん「チェイサー、君のナンバーは000ではないのか?」
チェイサー「…黙れ!」
ああ、これはベルトさんの方がチェイスの出自を知ってそうだ。チェイスさんの苦悩は続く。
今回の霧子ちゃん
霧子「納得できん!絶対できん!」
ベルトさん「まあ霧子、そう怒らないでやってくれ」
霧子「いつから弟を仮面ライダーにしていたんですか?クリム!私にも内緒で!」
ベルトさん「私が…私が怒られてるわけ?」
霧子ちゃんキーック!からのベルトさん、がたがた言わせたるわー!に至る霧子姐さん怖い。マジ怖い。
が、親も既に亡く、この世に肉親は弟だけ…となると、この激昂ぶりもしかたないか。
たったひとりの弟が、アメリカで大人しくカメラマンの勉強してたかと思いきや、いつの間にやら命の危険が伴う仮面ライダー稼業の特訓やらされてたとあっちゃねぇ。で、事実上の保護者である霧子ちゃんに一言も相談ないとはねぇ。そりゃ一応責任者であるベルトさんに怒っていいわ。
霧子ちゃん、剛のことを「あのバカ!」って言った進ノ介に「バカとはなんですか!」って怒ってみせたり、ロイミュードと戦う剛が変身するために「姉ちゃん、離れて」って言ってもなかなか離れなかったり。
弟のことが心配でしょうがないみたい。そりゃ「危険?大好物だね」なんていう弟がいたら心配だろうて。
ところで、霧子ちゃんと剛が手を合わせていたお墓。一つは「詩島澄子」。たぶん2人のお母さんなんだろうけど、もうひとつは「柄本幸子」。これ、誰だろう?あと、もしかしてお父さんは例えばお母さんと離婚してたり、子供達の前から姿を消していたりするだけで、まだ生きてたりする?
あら、これは姉弟のドラマが動きだす予感。
剛「2人とも、いい画だね。姉ちゃん、美人だけどカタいからな。良い相手ができたみたいで俺も安心したよ。これからは、進兄さんって呼ぶことにしよう」
進ノ介「いやいや、いやいや!待って待って。確かに、霧子は大事な相棒だけど…」
霧子「そう!ドライブを支えるのが私の仕事だけど…」
霧子・進ノ介「そういう仲じゃないから!!」
霧子「…そ、そこまできっぱり否定することも無いじゃないですか!」
進ノ介「いやいや、お前の否定の言葉の方がキツかっただろ!?」
霧子「泊さんの方が一瞬早かったです!」
剛に冷やかされて、慌ててるんだか、怒ってるんだかの霧子ちゃんが激可愛い。一応進ノ介との恋愛感情は全否定なんだけど、あんまり否定されちゃうのも女子のプライドとしてどうよ?というフクザツな乙女心。
そのあとなんだか意識しちゃって、お互いキャンディを取ろうと伸ばした手が触れ合って、さっと引っ込めちゃう進ノ介と霧子が小学生のよう。うん、いいね。
しかし、影でその様子を眺めてきぃぃっと嫉妬の炎を燃やしてたりんなさん、いったい何に嫉妬してたんだろうか?
1・実は進ノ介に恋心を抱いていた
2・実は霧子ちゃんに恋心を抱いていた
3・リア充爆発しろ
さてどれか?…りんなさんの場合どれもあり得そうで怖い。
今回のシフトカー&シグナルバイク
シフトカーは新人さん登場は特になし。
「剛を探してくれ!」
進ノ介の一声で一斉に飛び出して行くシフトカー達がかっこよかった。この子達は集団で動くといい画になるのう。
そしてマッハのよき相棒達は車ではなくてバイク。
「ああ、カメラ仕掛けといて、シグナルバイクたちにシャッター切ってもらったんだ」
剛の言いつけに従って、小さな身体でカメラを動かして、マッハの勇姿を撮影するシグナルバイク達がとても健気。ちゃんと手動でピントを合わせているのが律儀。バイクの方ももっと種類出るのかな?でも特殊車両みたいなバイクってないので、シフトカー程はバリエーションないかな?
シグナルキケーン
ちょいワルなお顔立ちに危険な香りがするシグナルバイク。
ぽてんとちっちゃな弾丸みたいな生き物がおっこちて来たかと思うとナイフヘッドみたいにぐわっと大きくなって噛みつき!これはキケーン!
しかし、製作者ハーレー博士のネーミングセンスも大概だと思う。
今回の大月ウルフ
OPのクレジットを思わず2度見。
ハーレー「剛をな、よろしく頼む。な?分かったな?」
ベルトさん「O.K.Talk to you later.See you again.」
進ノ介「ベルトさん、誰と話してたの?」
りんな「ハーレー・ヘンドリクソン博士。アメリカにいるクリムの恩師よ」
なんとこのハーレー博士、「仮面ライダースーパー1」で、スーパー1の開発者ヘンリー博士役を演じていた大月ウルフさんでした。特撮での外国人役っていったら結構この人が演じていたので(大鉄人17のハスラー教授とか)、ご記憶の方も多いはず。
東映公式HPをみたら、三条陸さんの熱烈なリクエストによる今回のご出演だそうで。相変わらずマニアックな要望を出すなあ。
なるほどー。マッハは仮面ライダースーパー1なわけね。
あ、ちなみにスーパー1の乗っていたバイク、Vマシーンのベースがハーレー・ダビットソンだったので、ハーレー博士になったと思われ。
既に80歳でいらっしゃるそうですが、今後顔出し出演もあると嬉しいです。