今年の武道館での超英雄祭は1月20日、21日の水曜、木曜の2日間!ごめん!土日休みの人々には大変申し訳ないけれど、私には平日開催のほうが圧倒的に行きやすいんだ!てなわけで20日、水曜に超英雄祭に行ってまいりました。忘れないうちに自分メモ。
今回はチケットを取るときに、初めてニチアサ放送中にテロップで流れてきた先行予約電話番号を利用し、ほぼ間をおかずにコンビニで入金。さらに旦那に頼んで、チケット引き換え開始時間とほぼ同時にチケット発券してみたら…。やったよ、やりましたよ!人生初武道館アリーナ席!しかも前から7列目!うん、やってみるもんだ。
しかし、アリーナにも意外と空席があってちょっとびっくり。私の隣の席も、もっと前の方の席もすぽーんと空きがありました。見た限り1階席も2階席もがっつり埋まってたんだけどなあ。結構お子さん連れも多い公演なので、風邪をひいてしまったか、転売失敗したか、残業がどうしても断れなかったか。ふむ?なんにせよ、隣が空いていたおかげで、ニンニンジャーEDを存分に踊ることができました。隣の来られなかった方、なんかすみませんです、ありがとう。
一昨年の武道館ライブでは、ミュージックライブの方はコロムビア(戦隊)パートとエイベックス(仮面ライダー)パートできっちりわかれて、演出もそれぞれ別の人がついている感じでしたが、今年のテーマは「コラボ」。会社の垣根を超えて融合している感じで、公演全体を見渡したうえでの演出、構成が大変よかったです。
さて、それではおおまかにパートわけしてライブの様子をメモ。曲順は…覚えられてないですね!抜けたり、登場順番変わってたりしていても御容赦を。ざっくり復習がわりに。
<キャラクターショーとキャストトークショー>
舞台はLEDスクリーンを背景において、2階層仕立て。上手側にZ旗演奏用のセット、下手側にRIDER CHIPS用のセットがすでにしつらえてある。今年はちかくで見ているせいもあるんだろうけど、アンプ、キーボード、シーケンサーの類が上下にぎっしりしていて、その間に広めの階段があって手前の平場に降りられるようになっている。
前座は『NO MORE 映画泥棒!』のカメラ男とパトランプ男による生ロボットダンス。相変わらずキレキレでカッコいい。
キャラクターショーは、いきなり過日亡くなられた萬月殿の登場からスタート!さらに亡くなられた数数の妖怪が加わり、眼魔たちもわさわさ加わってきて、ニンニンジャー、ゴースト達が駆けつけて大乱戦という展開。おお、妖怪のきぐるみが撮影のやつをそのまま持ってきていて、オオカミオトコさんなんか実際近くで見てみると、すごくかっこよくて壮麗。眼魔たちもカラフルで、テレビで見るより断然かっこいいです。
レーザーで大きな目の紋章が武道館の天井に描かれて、すっげー臨場感。ふおおー!
楽器の合間を縫って、ものすごい数のきぐるみが、舞台いっぱいに、ちゃんちゃんばらばらの殴り合い蹴りあい。うん、ローディーさん達は生きた心地しなかったと思う(実際眼魔さんのソードがスッポ抜けて、楽器の方へひゅーんて飛んでいってて…ひええ~Σ(゚Д゚))。
アオニンジャーに入っている人の動きが、狭い中でくるりととんぼきったりして、すごく綺麗。この人Gロッソの方かしら?
ゴースト側はゴーストとスペクターの他に、新仮面ライダーも登場!ふおおお!?
敵をすべて薙ぎ払ったあと、ゴーストとアカニンジャーががっちり固い握手を。そしてラストに新仮面ライダーに関する壮大なネタバレ展開で締めて、超英雄祭2016どどんと開幕。
まずはニンニンジャーキャストトークショー。
ニンニンジャー6人に加え、獅子王さん、旋風父さんも登場。基本的には司会のお姉さんがトークの交通整理をしてくれるんだけど、八雲君がわりと冷静に他の人の話を受けて膨らませたりしている。意外と器用かも。それぞれ初登場の時の苦労話を。ニンニンジャーの5人は変身で刀を振り回すシーンがあまりに合わなくて、カットされちゃったとか、キンジさんはシュリケンを上に投げたら、風に流されてとんでもないとこいっちゃったとか。
そして旋風父さん、父の日にまぐれで大風の術を使えた回放送の翌日くらいに、スーパーで親子連れに声をかけられる。
こども「もう、大風の術使えなくなっちゃったんでしょ?」
旋風「うーん使えるけど、今やっちゃったら、スーパー吹っ飛んじゃうからやらないんだよ」
こども「ほら、やっぱりもう使えないんだ」
なーんて言うもんだから、じゃあちょっとだけ…と大風の術のポーズとってみたら、こどものお母さんが術に合わせて盛大に吹き飛ばされてくれたとのこと。やさしい!
そんな流れで、ニンニンジャーメンバーがまずは旋風父さんの大風の術にふっとばされ、つぎに客席がみんなで吹き飛ばされてみました。ああ、この一体感が楽しい。
お次はゴーストチーム。
タケルにマコトにアカリに御成、アラン君。そして、ユルセンちゃんの声の人。
このユルセンちゃんこと悠木碧さん、今日のチームの中では2番目に年上なんだそうですが、すごく小さくて愛らしい方。タケルくんが「最初にあった時小学生かと思った」とツッコむと、悠木さん、すかさずユルセンちゃん口調で「タケルはアフレコ初めてですごくびくびくしていたくせに…(以下略)」とかなんとか10倍くらいのツッコミ返しを。タケルくん「すみませんでしたぁ!」と撃沈。
ユルセンちゃん、実はセリフがほとんどアドリブだそうで、台本で1行くらいのところに3行分ぐらいのアドリブを突っこんでいるそう。しかも、監督の求めに応じていくつかパターンを変えることもあるそうで、すごく頭のいい人なんだなと感心しきり。
そして御成、登場するだけで大歓声で武道館全体が震える事態発生。トークに詰まると、タケルが御成に振り、御成が「2階席ー!!1階席殿ー!!アリーナ席殿ー!!おお、この盛り上がりはまさに眼魔の仕業ですな!」みたいなコール&レスポンスする流れが出来上がる。2回ほどこの手でごまかす。うむ、まさに不可思議事件。
御成のあとにコメントを振られたマコト兄ちゃんがすっごいやりづらそうでした。そしてアランくんはテレビより実物のほうがかなりハンサム。トークの間に素直な仮面ライダー大好き感がにじみ出ていて、あらかわいいと思った。
新番組ジュウオウジャーのロングバージョン予告編とミニガワショーも間にさくっと。うん、次の戦隊も面白そうだ。
<ミュージックライブ>
今年は完全カラオケの曲はほとんどなくて、RIDER CHIPSかZ旗、どちらかがバックバンドに入る形。おお贅沢。
まずはRIDER CHIPS演奏で。
初っ端はニンニンジャーのOP。イントロの三味線ソロ部分を、RIDERCHIPSによる華麗なソロギターで再現!これすっげー鳥肌たった!エンジン入った!ぎゃー!!よっちゃーん!!
ニンニンジャーのガワも出てきてくわーっとあったまったところで、TYPEトライドロンとマッハが登場してドライブOPと続き、そしていきなりのデカレンジャーOP。なぜ?って思ったら、ホージー、ジャスミン、ウメコにセンちゃん、ボスがぞろぞろと登場。ぎゃーー!!センちゃんがすっごいノリノリでぴょんぴょん跳ね回ってました。
そしてRIDER CHIPSといえばこれ!のELEMENTで一旦しめると、バックバンドがZ旗へ交代。
ここから戦隊メドレーパートへ。
まずはこの人でしょう!の山形ユキオ氏、キャストトークショーではとても腰がひくくておとなしい感じだったのが、打って変わって虎の皮をかぶってガオーっとばかりに登場、「黒さは強さだー!」と叫んで危うく非公認になりかけるところを踏みとどまり、ガオレンジャーを熱唱。そこからそれぞれの歌手が入れ替わり立ち代わり、次々と歴代戦隊OPを。全ての曲にそれぞれのガワが登場して、なにかしらパフォーマンスしてくれるのがとても嬉しい。個人的にはゲキレンジャーの皆様が、チョッパーとバイオレットも加えて、皆で華麗な演舞をしてくれたのがとても良かったです。旦那はゴセイジャーで「天装!」と力の限り叫んで、喉からしてました。
最後はキャストと歌手、Z旗の皆さんが全員で舞台の前面に並んで、ニンニンジャーのエンディングを皆で踊ってくれました。風花ちゃん、キンさん、武道館の大きな舞台に負けない大きな踊りで魅了してくれました。旋風父さんの踊りはちまちましていて可愛かったです。
ここでちょっとゴースト&ドライブ、MOVIE大戦ジェネシスの映像が流れて、1フィンガーさんが登場。主題歌の「始まりの日」を歌ってくれました。すごく綺麗な声を出すコーラスグループ。この曲の演奏がカラオケで、この間にRIDER CHIPSが再度スタンバイ。
そしてKAMEN RIDER GIRLS 登場!RIDER CHIPSの演奏に乗せて綺麗な娘さんがたくさん歌って躍って、弾ける若さと美しさ。脚きれー!…親父目線ですごいすんません。
そしてつぎに登場したのが駆紋戒斗氏!RIDERCHIPSをバックバンドに従えて華麗なソロを一曲歌い上げたあと、ペコとザックも加わって3人で元気よくチームバロンとしてダンスしながらNEVER SURRENDERを。ペコ、踊り上手になってる。でも大舞台で顔がちょっと緊張気味。ザックは背が高いので、センターをとると映えますね。
ちょっとだけトークがあって、戒斗さんが御成のような客席とのコール&レスポンスをやりたがる。で、「1階席ー!2階席ー!」ってやったはいいんだけど、そこで終わり…え?
どうやらアリーナ席を1階席と思い込んでいたよう。そんなわけであわてて、2階席に向って「3階席ー!」って呼んでました。アリーナおいてけぼりorz。戒斗さんはやはり安定の小林豊であった。
そしてRICKYも加わって、4人で鎧武OPを。うわ、華やか。
m.c.A.T登場で、555のthe people with no nameを。後ろでカイザと555とデルタとオーガがわさわさ戦ってる!あうあう!
そして、仮面ライダーエターナルが登場。エターナルがひっこむと松岡充が出てきて、エターナルの主題歌を。エターナルのガワが出ているときは、歌い始めてもぜったい松岡充は出てこない。ここはさすがに徹底しています。
ここからまたコラボで、大人の事情でオリジナルの歌い手さんが来なかった平成ライダーの主題歌を、Rickyと戦隊側の歌手がRIDER CHIPSをバックに歌い上げるという企画。ちゃーんと全部うしろにガワも出てきてくれましたよー。ダブルにフォーゼにウィザードに電王!皆で電王を歌うのは本当に楽しくって、いーじゃん!いーじゃんすげーじゃん!って叫んでたら声枯れました。
ダブルパートでスカルが出てきたのはわりと驚いた。ばりしぶなセレクト。
ウィザードは何が何でもぐりぐり動いてもらうというのがすでに暗黙のお約束になっていて、どんなヒーローショーでも、まずウィザードはぐるぐる裾をはためかせて回ってくれます。今回も側転バク転なんでもありで存分にぐるぐるしてくれました。堪能。
そして、全員引き揚げたと思ったら、後ろからひっそりゴーストパーカーを着て、眼魂を握りしめたm.c.A.Tが。
やると思ったら、ほんとにやってくれた!ゴースト眼魂変身音の生音声ww。客席に「あーい!」とコールさせながら、いくつかの眼魂音声をやっていたら、綾小路翔もひっそり眼魂を持って登場。翔さんが眼魂音声の「ゴースト」の部分を「氣志團」に変えてゴーストのOPをどーんと!これは気持ちがよい演出。
ラストは全員が超英雄祭のTシャツを着て登場。御成は着物の上に袈裟のようにして着てました。本日のベストドレッサー賞は彼にきまり。そして皆で情熱~We are brothers~を。氣志團さんがチューチュートレインしていたり、戒斗さんたちは男の背中をみせてたり、あっちでこっちでわちゃわちゃぴょんぴょん、とても楽しげなエンディングでした。
公演時間は5分おしで6時35分開演、9時15分終演。約2時間40分のステージ。ぎっちぎちのてんこ盛りな内容でした。たーのしかったー!!