伊狩鎧「お願いしますー!!ああ!もおおー!マーベラスさんてば!!ゴーカイチェンジ始めちゃったよ!まだ全部揃ってないのに……というわけで、トッキュウジャーさん!お願いします!レンジャーキーを貸して下さい!このとぉーっり!!」
トッキュウジャーの5人「うん」
伊狩鎧「ありがとうございますー!!ありがとうございますー!!!」
ゴーカイジャー唯一の地球人であり、スーパー戦隊オタクでもある追加戦士、伊狩鎧。新たなレンジャーキーをゲットするため、今日も元気にトッキュウジャーに向かってゴーカイに土下座。
相手が小学生だろうが、後輩だろうが、スーパー戦隊リスペクトの姿勢は崩しません!そんな鎧の姿勢がお見事、動物戦隊ジュウオウジャー28話感想。5年たとうが、髪の毛が伸びようが、鎧のテンションの高さは変わんないねえ。嬉しいなあ。
スーパー戦隊1999-2000回記念!ってなわけで、シリーズ全てのスーパー戦隊にレンジャーキーを使って変身できるちょー便利な海賊達が帰ってまいりました!ディケイドの時も思ったけど、こーいうのをシリーズ内でひとつ作っておくと、アニバーサリーの時便利だよなぁ……としみじみしていたら、初っ端のプレゼント告知タイムのみならず、エンディングまでまるまる豪快チェンジしてきたでござる。さすが海賊、派手にいくねえ。
で、来るかなと思ったら、きましたよ『スーパー戦隊ヒーローゲッター2016』!今回のそれぞれの戦隊のキャッチフレーズは5年前のオリジナルバージョンと同じだけど、次回ゴーバスターズ以降の戦隊がどう出てくるか超楽しみ。
そして、プレゼントクイズは全色正解という太っ腹ぷりなのであった。
*デスガリアン
ナリアはバングレイの動きを逐一ジニスに報告。ジニスはナリアの作ったカクテルを受け取りながら、少し微笑んだ。
ジニス「ナリア、君はよほど彼のことが気になるようだね?」
ナリア「申し訳ございません。でも、やつはジニス様を侮辱した不届き者ですので」
憤慨した口調のナリアを宥めるように、ジニスは笑う。
ジニス「あんなものは侮辱のうちにはいらんよ。本当の侮辱というのは……」
なにか嫌なことを思い出したのか、ジニスは口をつぐむと受け取ったカクテルをあおった。一体、ジニス様ほどの方が、どこの誰からどんな侮辱を受けたのだろう?ナリアは不安げにジニスの横顔を見つめた。
ここのところ、ジニスは傍観を決め込んでいて、一向にブラッドゲームを再開しようとする気配すらない。 ジニスは地球への興味を失ったのか、それとも何かを待っているのか?
*ジューランドの始祖
アニバーサリー回ゆえ、完全パラレルの独立回で収めると思いきや、さにあらず。ジュウオウジャーの物語の根幹をなす超重要設定と、クリスマスにむけて主力商品となりそうな新アイテムの紹介を一気にぶち込んできました。おお!大胆!
宇宙海賊、マーベラスの地球到来の目的は、なんとリンクキューブに隠された秘密でした。
操「おはようございます。あの、今日は別に皆の顔を見たいと……」
今日の真理夫さんコスプレは派手なオウム。皆でわあわあ盛り上がっている中、めずらしく、ちゃんとご挨拶して真理夫さんちにやってきたみっちゃん。べ、べつにかまってほしくてきたんじゃないんだからねとツンデレモードなのか、そうなのか。みっちゃんって、相手とどのテンションで接するべきか割と悩んでいて、距離感を測りかねてるのが駄々漏れで面白い。大和は笑顔で迎えた。
大和「みっちゃん、いらっしゃい」
操「やま……オウムか。今日はオウムに縁があるな」
操曰く、変な飛んでるオウムを見たとのこと。オウム?飼われていたのが逃げたのか?同時にレオ達のしっぽが立つ。敵の気配。大和達が慌てて飛び出すと、街のオープンカフェへ。バングレイと謎の赤い男が戦っていた。あのバングレイ相手に一歩も退くことがない。超つよい。新手のジュウオウジャーでもなさそうだし、新手のエクストラプレイヤーでもなさそう。敵なのか?味方なのか?
バングレイ「てめえ、何もんだ」
赤い男「ちまたで噂の宇宙海賊だ」
大和「とにかくバングレイを止めよう」
大和達はバングレイに的を絞って一斉に挑みかかった。同時に7人を相手にする不利を感じたバングレイは、とりあえず退却。残った大和達と赤い男が睨み合う。
赤い男「相変わらずやばそうな奴が集まる星だな」
レオ「バングレイとやりあえるお前もやばそうだけどな」
赤い男「まあな」
レオの言葉につまらなそうに同意すると、男は変身解除してニンゲンの姿になった。暑っ苦しい赤いロングコートを着た尊大な雰囲気を持つ男。一応敵意はないことを示そうとしているのか。
大和「地球の人じゃなさそうだけど?」
セラ「宇宙海賊っていったよね、何しに来たの?」
赤い男「きまってんだろ?お宝探しだ」
赤い男はぶっきらぼうではあるが、割とちゃんと質問には応えてくれる。そこにブリキのおもちゃのような鳥が赤い男の元に舞い降りた。操が、今朝目撃したオウムだと小さく声を上げる。鳥は甲高い声で反論した。
ナビイ「オウムじゃないよ、ナビイだよ。マーベラス、リンクキューブは見つかった?」
親しげに赤い男に擦り寄ったナビイは男の大きな手にぞんざいに掴まれる。男の名はどうやらマーベラスというらしい。……じゃなくて、今あの鳥なんつった?リンクキューブ?レオたちの顔色が変わった。
マーベラス「お前らなんか知ってんな?」
操「それって、もしかしてお宝のヒント?」
マーベラス「ああ、伝説のお宝の隠し場所だ」
レオ「おい、何言ってんだ、お前?そんな話聞いたことねえぞ?」
やべぇ、リンクキューブ知ってますよって白状しちゃってるようなもんじゃん!セラがレオを小突くが、時既に遅し。
マーベラスが唐突に鳥を放り投げ、大和が慌てて受け止める。皆が鳥に気を取られた隙に、マーベラスは一気にレオとの間合いを詰めた。
マーベラス「案内してもらおうか?」
この男……できる。意図もわからないうちに、下手に逆らわない方がいいと判断した大和達は、マーベラスをリンクキューブのもとへ案内した。
ナビイは大和の腕の中が気に入ってしまったのか、彼から離れようとしない。大和もまめにナビイを揺すってあやすのを忘れてないし、丁寧な抱き方。ナビイ、はやくも大和にめろめろ。気持ち、すっごいわかるよ、うらやましい。
山奥の谷底にある半分破壊されたリンクキューブを前にして、初めて目にする操を除いて皆は複雑な面持ち。ここのところすっかりニンゲン世界に馴染んできて、心の奥底にしまっていたジューランドへの想いが、改めて湧き上がってきたのか。
マーベラスは、半分壊れたリンクキューブにずかずか近づくと、リンクキューブを丹念に調べ、光る塊が埋もれているのを目ざとく見つけた。引っ張り出してみると、それは金色の大きなキューブ。タスクたちはマーベラスの手からそれを奪い取るとしげしげと眺める。
タスク「まさか物理的にリンクキューブの中に埋まっているとは……」
セラ「これ、でかいけど『王者の資格』だよね?」
マーベラス「へー、『王者の資格』か」
再び彼らの手から、マーベラスが巨大なキューブを奪う。かちんときたレオ、セラ、タスクはさらに奪い返そうとすったもんだ。
操はおろおろ、大和はナビイから手を離せない。じっと奪いあいを見ていたアムが、マーベラスの脇をくすぐり、勝敗を決した。キューブを抱えこんだジューマン組とマーベラスが睨み合う。マーベラスがドスのきいた声で凄んだ。
マーベラス「てめえ!この俺からお宝を横取りするとはいい度胸だな?」
レオ「横取りじゃねえよ」
マーベラス「あ?」
セラ「リンクキューブの中にあったんだから、もともと私達ジューマンのものよ!」
マーベラス「ジューマン?」
レオ「ああそうだ。俺たちゃもともとジューランドの住人なんだよ」
レオ達はジューマン態に戻って、自分たちがキューブの正当な持ち主であることを主張する。すると、突然キューブが彼らの姿に反応したか、箱型の銃に姿を変えると、銃口から立体映像を投影した。
空に映し出されたのは、クジラ型のジューマンの姿。声はチョーさん。なるほど。彼がジュウオウキューブの変身音を全て歌い上げたということか。
ケタス「こんにちは、我が子孫たちよ。私の名はケタス。君たちの先祖にあたります。これからお話するのはジューランドの歴史です」
ケタスが語るのは、ジューランドの始まりの話。昔、地球はひとりの凶悪な怪物に襲われた。ジューマンたちが逃げ惑う。ケタスは勇敢にもひとり立ち向かうが、やられてしまう。倒れ込んだケタスの目の前の大地から、きらきらした光が立ち上り、立方体の形をなした。
ケタス『これは……星のパワーの結晶!力を貸してくれるのか?』
ケタスが立方体を抱えると、立方体は銃へ変化し、ケタス自身も優美な戦士の姿に変化した。彼が銃を怪物に向かって撃つと、怪物は凍結。さらに巨大なクジラ様のロボ、キューブホエールが海から誕生し、ケタスのもとへ飛来すると、凍結した怪物の身体を粉々に砕いた。
ケタス「怪物を倒した私はジューマンの大王となり、地球のパワーの結晶は『大王者の資格』と名付けました。その後、我々は安全に生きられる場所、ジューランドをつくりました。そして、『大王者の資格』を核にしたリンクキューブとその鍵である『王者の資格』を開発しました」
タスク「それがジューランドのはじまり……」
ジューランドのルーツは『大王者の資格』リンクキューブと、その鍵になる6個の『王者の資格』にあった。その事実を初めて知ったタスクは息を呑む。
ケタス「『大王者の資格』には、地球のパワーと私の想いが詰まっています。どうか君たちの時代にも平和をもたらしますように」
ケタスの祈りの言葉をもって、映像は終わった。
大和「地球のパワーとケタスさんの思いが……」
アム「『王者の資格』はジューマンを守ってくれるって伝説、これが始まりだったんだね」
タスク「ああ……しかし、僕達はいままで『大王者の資格』の存在を知らなかった。こんな大切なことが何故伝わっていないんだ?」
レオ「ま、いーじゃねえか、今わかったんだからよ」
セラ「今の私達があるのは、ケタスさんと『大王者の資格』のおかげなんだね」
皆、初めて触れた先祖の言葉に感動と興奮を隠せない。ただ一人、タスクだけが疑問を感じる。タスク達にとって、リンクキューブはニンゲン界とジューランドを繋ぐゲートとしての認識しかなかった。建国に関わる重要な話なのに、なんで歴史としてこの話が残っていない?そもそも地球上では、ニンゲンとジューマンはもともとひとつの世界で暮らしていたのか?なぜ、今のように完全分断された形になったのか?
が、突き詰めて考える暇もなく、バングレイが『大王者の資格』を奪いに現れた。バングレイはアムの記憶から引っ張り出したドロボーズに後をつけさせ、事の経緯を全て把握していた。
バングレイ「その『大王者の資格』とやらがあれば、伝説の巨獣ちゃんを呼び出せるんだな?ばりっとよこしな!」
彼の通り名は『巨獣ハンター』バングレイ。何かを探して地球にやってきていることは、今まで何度も示唆されていたが、なんとキューブホエールを探していたことが判明。『王者の資格』をめぐって、バングレイ、マーベラス、ジュウオウジャー三つ巴の戦いが始まった。
しかし、キューブホエールや『大王者の資格』の存在を、なんの関係もない宇宙人であるマーベラスや、バングレイが知っていて、肝心の子孫であるタスク達が何も知らされていないとはどういうわけなのか?更には同じ地球に住んでいるニンゲンが、彼らジューマンの存在自体を知らないのは何故なのか?ケタスの話には語られていないことが多すぎる。
*帰ってきた海賊戦隊ゴーカイジャー
マーベラス「ふん、タダ飯食ってんじゃねえぞ」
バングレイ「邪魔すんじゃねえよ」
スナックサファリのカレーを食べ損ねることで、地球での物語が始まり、新装開店したスナックサファリのカレーを食べることで物語を締めた海賊戦隊ゴーカイジャーのキャプテン・マーベラス。またカレーを食べるところから帰って来てくれたのは嬉しいところ。
バングレイが地球人を片っ端から蹴散らしていくのはかまわないけど、美味しいカレーを対価を払わずに奪うのは許せないぜー、的な? マーベラスったら、相変わらずつんでれさん。
海賊らしく、ワルな雰囲気はそのままに。ぞんざいな態度で、今回はがっつりジュウオウジャーの敵にまわります。ここ近年の戦隊は「いい人」が多くて、VS映画でも対立構造が発生しにくかったパターンとは対照的。ジュウオウジャーの大和とも対極の雰囲気です。
大和「このこ、お願いします」
ナビイ「どもどもー」
大和は突然預けられたナビィを両手で大切に抱えて、責任を持ってさいごまで丁寧に扱うのに対し、マーベラスはぞんざいにナビィを小脇に挟む。
ナビイ「マーベラスは抱き方雑なんだよなー」
マーベラス「うるせえぞ、鳥」
うーん、丁寧な抱き方も、雑な抱き方も、どっちもときめいちゃうわー。ナビィったらうらやましい……じゃなくて。ナビィを通してマーベラスは、大和の性格を冷静に観察していそう。律儀にナビィをマーベラスに渡してから戦いに臨む大和を見て、少しため息をついた。そして大和も、マーベラスのことを途中で観察している。
セラ「あんた、全部見てたでしょ!?それは私たちにとって大事な……」
マーベラス「ほしいものはこの手で掴み取る。それが海賊ってもんだろ?」
大和「自分勝手すぎる……!」
バングレイが『大王者の資格』を狙って襲いかかって来た時、マーベラスはそれがジューマンのアイデンティティに関わる大切なものだということをわかった上で、レオの手から奪い取った。カッと頭に血が登るジュウオウジャー達。しかし、マーベラスは銃撃でジュウオウジャー達を遠ざけると、刀でバングレイに挑みかかった。大和はそれをみて、「え?」と小さく声をあげた。
ドロボーズ、バングレイ、ジュウオウジャー達が乱戦状態に陥る中、一歩離れて大和はマーベラスの戦いを注視している。彼は目的のお宝である『大王者の資格』を手に入れたんだから、銃でジュウオウジャー達を蹴散らしてしまってさっさと逃げればいいはず。それなのに、なぜバングレイに戦いをわざわざ仕掛ける?
マーベラスの戦い方は多彩。レンジャーキーを使って、ジューマン達に合わせた動物形態の戦士に次々と変化。サービス精神満点。
レオ相手にはガオレンジャー。
レオ「ライオン?」
アム相手にはゲキレンジャー。
アム「こんどはトラ?」
相手が男だろうが、女だろうがかかって来るものには容赦なし。豪快チェンジしたマーベラスの前に、アムもレオも地べたに転がされる。
だめだ!相手は次々に変化してくる。ここはやはり複数の形態にチェンジできる大和と俺で対処しないと!そう判断したか、操は棒立ちになっている大和の傍に駆けつけた。
操「大和、俺たちもいくぞ!」
本能覚醒!イーグル態だった大和もゴリラ態に変化。が、マーベラスもゴーバスターズに豪快チェンジ。
大和「チーター?何回変身できるんだ?」
操「1,2,3……4回目!ま、まけた……あ、ああ……」
みっちゃんここでまさかの体育座り発動!てか、みっちゃん!その男最低でも199種類以上、ゴーバスターズ以降の戦隊含めると225種類(自信なし!誰か正確なとこ数えて!)は変身できるから張り合っちゃだめ!
大和「み、みっちゃん?みっちゃん?いまじゃない、みっちゃん、みっちゃん……」
大和が必死にみっちゃんの背中をすりすりするも、効果なし。そんなこんなで戦う間もなく、マーベラスに大和はどーん!
操「もう、俺にジュウオウジャーになる資格……あああ!」
当然のごとく、みっちゃんもマーベラスに蹴りを入れられてころころ転がる。あああ……みっちゃん、落ち込む時と場所選んで……。
マーベラス「じゃあな!」
マーベラスはジェットマンに変身すると、翼を拡げて飛びたった。すぐさまイーグルに変化した大和が後を追う。バングレイもアムの頭を?拙んで、巨大化したボウガンスを引っ張り出すと、彼らを追って走り去った。
残されたレオ達だけでドロボーズとボウガンスを倒さねば。
レオ「おい!操!落ち込んでる暇ねえぞ!ほら!」
アム「ボウガンスを止めて!!お願い操くんがたよりなの!」
操「そうか……そうだな!」
レオが操の身体をむりやり起こして、アムがおててをぎゅっ。見事な連携でみっちゃん直ちに復活!取扱いマニュアルが大分板についてきました。
巨大戦は操ひとりに任せて、レオ、アム、セラ、タスクはドロボーズを撃破。急いでバングレイ達の後を追おうとすると、目の前に先程の海賊の仲間らしき4人が立ちはだかった。ピンク色の女性戦士が胸に抱いたナビィに問う。
アイム「ナビィ、あの方たちは?」
ナビィ「動物戦隊ジュウオウジャーだよ!」
青の長身の戦士が冷静に言い放った。
ジョー「やつらを足止めすればいいんだな?」
セラ「あいつら宇宙海賊の仲間だよ」
アム「ナビィ君と一緒だし!」
あくまでも、『大王者の資格』を返さないつもりか!カッとなったレオ達は海賊達に挑んでいく。海賊達はお互いの武器をとっかえひっかえして、ジュウオウジャー達を翻弄。さらには彼らもそれぞれ他の形態の戦士に変身!
おおお!キョウリュウピンクにトッキュウグリーン、アオニンジャーにイエローバスター!ゴーカイジャー以降戦隊揃い踏みの大サービスぅ!!
アムとレオ、タスクとセラも野生解放してコンビネーション技で対抗。海賊達に負けていない。
そして、ハカセは5年経ってもやっぱりハカセなのであった。なぜ宮尾すすむポーズ?
一方、大和とマーベラスは激しく空中でぶつかりあう。
大和「『大王者の資格』を返せ!」
マーベラス「ほしけりゃ自分で掴みとるんだな!」
レッドホークとジュウオウイーグルの華麗な空中戦!ぎゃああー!この画大好きーー!!これよ!見たかったのはこれ!↓
帰ってくるそうそう大サービスの海賊達に興奮冷めやらぬまま、次回2000回に続くう!!