サンババ「あー身体が熱い!アザルド様ぁー、燃えてきたーー!!」
チーム・アザルドのブラッドゲームプレイヤー、サンババは、リーダーのアザルドのことが大・大・だーい好き(はあと)
アザルド「なぜ、勝手に戻ってきた、サンババ!?」
サンババ「だあってぇー、ゲームを終わらせたら、アザルド様と一緒にいられなくなっちゃうぅー」」
アザルド「なんだそりゃ?」
サンババ「だからあ、アザルド様、一緒に踊りましょー?」
一緒にいる時間が欲しいがためにゲームを中断してしまい、メーバ達に引きずっていかれちゃうくらい、アザルド様のことが好き。恋心爆発の情熱サンバに心震えた動物戦隊ジュウオウジャー第36話感想。
今回の作戦は、サンバによる火柱攻撃のみというチーム・アザルドらしい単純さで、なんのひねりもないゲームメイク。でも、サジタリアークでサンババがアザルドに迫ってる時の、ジニス様のお手元にご注目。おお!お酒をくいくい召し上がっている……!アザルドとサンババの恋の駆け引き、ジニス様楽しんでます、めっちゃ楽しんでます。よかったよかった。
今回は完全息抜きということで、ときめきのハロウィン仮装回。さらには恋に恋する年頃のおませ少女、まみちゃんが王子様を求めて大奮闘の巻。こういう完全子供目線の子供主役コメディって、近年見てなかった気がする。懐かしいにおいがします。
*というわけで、それぞれのハロウィン仮装
・大和→かぼちゃ。昨年の天晴の赤ピーマンとおんなじ香りがする。大和は真理夫おじさんの趣味と似てるのか、こういうぬいぐるみ系被り物が好きそうだ。
・セラ→魔女。髪をおろして、胸元の大胆にあいた衣装が超いろっぺー。デコルテラインがすごく綺麗。いつもタートルネックで隠しているのが、もったいない。ブルーのロングラップスカートの前から覗くボーダーのミニタイトとカラータイツに包まれた脚がとてもフェミニン。美人系だな。
・レオ→メイドさん。ニーハイと超ミニスカの間からのぞく絶対領域の色っぽさたるや、なんじゃこりゃ?脚のバランスがすっごく綺麗。健康的な美脚。なんか普通にアメリカのドーナツスタンドやバーガーショップとかで働いていそうだ。そしてモテそうだ。
・アム→山高帽を小粋にかぶったチャップリン風紳士。マニッシュな服装がかえって彼女の女子としてのチャーミングさを引き立てています。そして、普段のかぼちゃパンツともこもこブーツだと気づきにくかったのですが、この娘さんも脚がすらっとして綺麗!パンツスタイルがよく似合います。
・操→西洋風おばけ。お化けシーツをかぶってしまうと、顔が見えなくなってしまうのが難点だが、メイクも白塗りに黒い隈取で、一番ハロウィンのおばけらしい雰囲気満点。やっぱりタスクは凝り性。
・タスク→まみちゃんに合わせちゃったため、とっても古典的な王子様スタイル。赤とゴールド、白のカラーリングがちょっとイロモノを感じさせる。ところで、これは私の極めて個人的な意見なんだけど、こーいうイロモノスタイルをさせると、タスクって嵐のニノに似てると思うの。
・まみちゃん→お姉さんなセラに選んでもらった正統派お姫様スタイル。セラ、意外と乙女趣味。そして、髪もセラに結ってもらったのかな?盛り髪してあって、豪華でとても可愛い。やっぱりこれくらいの年の女の子は、こんな格好できたらわくわくしちゃうよね。見えにくくなるにもかかわらず、ちゃーんと眼鏡を外すところがとっても乙女だと思います。
*デスガリアン
クバル「無法者らしい、哀れな散り様でしたね」
アザルド「へ、ムカつく野郎だったからな。いなくなってせいせいしたぜ」
ナリア「確かに。彼は他人を甘くみすぎていたのかもしれませんね」
ジニス「ゲームの駒には力不足だったねえ。だが君たちは彼とは違うだろう?これからも期待しているよ」
バングレイがジュウオウジャーに斃された後、ジニスは甘い言葉で部下への信頼を示してみせる。ジニス様大好きアザルドさんとナリア嬢は、どうやらこの言葉にイチコロ。
そしてクバルは。
バングレイから切り落とした右手を、自分の右腕に移植していた。ジニスへの復讐のために、自分の右手を切り落としてバングレイの手をつなぎあわせるという改造手術を、クバルは自らの手で行ったというのか……!凄まじい執念。これから彼はどうやってジニスを陥れていくのでしょうか?うわ、楽しみで仕方がありません。
*まみちゃんの王子様
街はもうすぐハロウィンで、なんだか浮かれモード。まみはちょっとカッコいい男の子と、今日はうきうきデート。ところが、目の前に浮かれた雰囲気の怪人、サンババが、メーバを引き連れて現れると、いきなりサンバを踊りだした。
サンバとともに、メーバが街の人達を襲い出す! 逃げ惑う街の人々! まみは腰が抜けて立てない! そして男の子は、まみを置いてけぼりにして逃げた! えー!?
じりじり迫るメーバを前に、まみ大ぴーんち! と思いきや、緑色のエスニックな服を着た素敵なオトナの男性がまみの前に立ちはだかり、目の前のメーバをかっこよくやっつけてくれた!
しかもお姫様だっこで、まみを安全な場所まで抱えていってくれて……!す・て・き……!
まみ「あなたは王子様失格!お別れよ」
そんなわけで、すっかりタスクに恋してしまったまみちゃん、まみを置き去りにした男の子とさっさとお別れすると、街で再会したタスクに猛アタック開始!
まみ「昨日から探していたんです!まみの新しい王子様!もう離さないんだからあ」
まみはせっかくのチャンスを逃すまいと必死だけれど、これじゃタスクは、まるで小学生少女をたぶらかしたロリコン野郎。どうしたもんかわからないタスクは、慌ててまみを真理夫さんの家に連れて帰る。タスクにぴったりくっついて離れないまみに、みんなは目をまるくする。
操「そのこは……タスクのカノジョなのか?」
まみ「はい!」
操「タスクが……遠いところへ行ってしまった……」
操は、自分と同じ不器用だと思い込んでいたタスクが、カノジョを作ってしまったことに大ショック。
そして、アムは頼んだお菓子を買ってこなかったタスクにぷんぷん。
アム「それより王子様、お菓子は?」
タスク「すまない、忘れてた」
アム「えー?お腹空いたよう。みんな待ってたのにぃ」
タスク「仕方ないな……パンケーキぐらいなら作れると思う」
アム「わー、さっすがタスクくん!まみちゃんも一緒に……」
アム、なんたる甘え上手。そしてなんだかんだ、タスクも文句言いながらもアムを甘やかすというね。が、まみの顔がみるみる険しくなる。この、アムとタスクの甘い(?)ムード。まみは確信する。このふたり……デキてる。
まみ「まみの王子様にちょっかい出さないでください。あなたは?王子様のなんなの?」
アム「タスクくんとは……幼馴染みたいな感じ?」
アム、いきなり敵認定されて困惑。や、まみちゃん、アムは基本的に誰にでも甘えるから。そしてアムを皆が甘やかすからね……と視聴者がつっこむ間もなく、帰ってきた真理夫さんまでもが、センセーショナルに煽り立てる。
真理夫「え?タスクくんとアムちゃんって付き合ってたの?」
操「そんな……!タスクはアムとも……!」
タスク・アム「「違う!」」
そして、操はタスクの隠れたリア充っぷりに再び撃沈。だが、そんなことはどうでもよろしい。敵はめちゃめちゃ可愛い甘え上手の年上オンナ。まみ、若さと甘えることなら負けない!
まみ「王子様!まみに食べさせてぇ!あーん……おーいしー(ドヤ顔)」
皆で、タスクの焼いたパンケーキをおやつでいただく中、まみはおねだりしてタスクに食べさせてもらい、アムにおもいっきりマウンティング。
オンナの戦いを目撃してしまった大和、レオ、セラはひそひそぼそぼそ。
レオ「わわわわわわ、確かに張り合ってる。でも全然うらやましくないな……」
大和「そりゃ相手はこどもだし……」
セラ「あの年頃のオンナノコは恋に恋するとこ、あるから……」
ドン引きの男子勢に対し、セラちゃんは身に覚えでもあったのか、ちょっとおしゃまなまみちゃんの行動を可愛く思ってます。田中仁さん脚本だと、セラちゃんに乙女モードが加わって、これはこれで萌える。
お姉さんモードに入ったセラが、まみに王子様をゲットするための衣装のアドバイスをしている隙をみて、アムはタスクにきっちり忠告。
タスク「こどもだから、困ってるんだ」
アム「オンナノコをなめるなよ?小さくてもレディーなんだから。きちんと向き合って答えてあげて」
タスク「ハロウィンが終わったら、はっきり伝えるよ」
うーむ、本人はそんな気ないんだろうけど、忠告ついでにタスクのおでこをつんと突くあたり、アムは小悪魔だよなー。これは傍から見ても、タスクのカノジョだと思っちゃうわ。
そして、街のハロウィンパーティー会場へ。タスクは王子様でまみはお姫様の仮装。私達お似合いのカップル!まみは有頂天に。しかし、ちょっとまみが目を離した隙に、タスクとアムは(まみ目線で)またもやいいムードに。ぐぬぬ!負けてなるものか!まみはタスクを人気のない場所へ連れ出そうと手を引いていく。
まみ「やっとふたりきりになれた……!」
アム「私になにか用かな?」
へ?まみが外していたメガネをかけ直すと、目の前にはタスクではなく、男装した困り顔のアムの姿が。どひー!メガネっ子お約束のドジをしてしまったよ。でも、これは逆にチャンス。まみ、負けない。
まみ「アムさん、タスク王子様を私に譲ってください」
アム「さっきも言ったけど、私とタスクくんは付き合ってないから」
まみ「うそぉ!だってお姫さまみたいに振る舞ってたじゃないですか?」
や、アムの振る舞いは、お姫さまというより女王様という方が相応しいんじゃないだろうか……。
まみ「まみはずっと探してたんです。私を守ってくれる王子様を!!アムさんばっかりずるい!私だってお姫様になりたい!」
が、ここでアムのしっぽがデスガリアンの出現を知らせた。踵を返して、パーティ会場へ戻ろうとするアムをまみが引き留める。
まみ「どこへ行くんですか!?」
アム「悪者をやっつけにね」
まみ「そんなの無茶です!」
アム「無茶じゃないよ。それに、守られるのもいいけど、王子様のピンチを救うお姫様もカッコいいと思わない?」
アム、さりげなく自分がお姫様であることを認めてるな……!そのままアムは、サンババの火球攻撃でピンチに陥ったタスク達のもとに駆けつける。
タスク「アム、どこに行ってた?まみちゃんは?」
アム「お姫様なら大丈夫!今はハロウィンを守らなきゃ」
皆はジュウオウジャーに変身。タスクとアムは見事なコンビネーションでサンババに攻撃を加える。まみは、アムの後を追って、影からひっそり戦いの様子を覗いていた。……す・て・き……!まみは熱っぽい目でうっとり見つめる……ホワイトタイガーの姿を。
戦いはジュウオウジャー達の勝利に終わり、嬉しそうに顔を輝かせたまみが、向こうから走ってくるのが見える。その笑顔をみて、タスクの胸が痛む……でも、はっきり言わなきゃ!
タスク「まみちゃん……!悪いけど僕は……!」
が、まみちゃん、タスクを華麗にスルー、後ろにいたアムに抱きついた!
まみ「アム王子様!あなたこそ理想を超えた、最高の王子様です!まみを、あなたのお姫様にしてくださーい!!」
まみちゃん、突然のジャニオタからヅカファンへの転身。タスクも皆もぼーぜん。
タスク「どういうことだ……」
セラ「単純に……タスクよりもアムの方が、魅力的でカッコよかったってことじゃない?」
大和・レオ「「それだ!」」
タスク、がーん。へたりこむタスクを操が慰める。操、すっげー嬉しそう。こらこら。
操「大丈夫だタスク!これからたくさんいい出会いがあるさ」
タスク「そういう問題じゃない!!」
アム「あーん!!わたしも王子様じゃなくてお姫様がいいー!!」
女子力高いアムに、男子力まで負けてしまったタスクが哀れ。そしてアムは、甘えるのは得意だけれど、甘えられるのは超ニガテだったでござる……てなとこで、ちゃんちゃん。
、恋するわがまま姫、まみちゃんが大変パワフルにタスクたちを引っ張り回してくれたおかげで、彼らのちょっと面白がるような、困ったような、いきいきとした表情をみることができました。
まみちゃんにつられて、恋に恋する顔つきになっちゃうセラちゃん。同年代の男の子らしく、一緒になってまみちゃんにドン引きしたり、タスクをからかう大和とレオ。なかなかレアなきりっとした王子顔のタスク。嫉妬をぶつけられて困り顔のアム。まみちゃんに振られるタスクをみて超嬉しそうな操。
ハロウィンではしゃぎまくる彼らも素敵だが、色恋沙汰に振り回される、いつもとちょっと違う彼らの表情がとても楽しかったです。
そして、ちょっと思ったんだけどね。あのさ~、幼馴染にしては、タスクとアム、仲良すぎませんか?戦いのなかでも「遅くなった」「おかえりー」って仲良いしさ。タスクはぶーぶー言いながら、結局アムのわがままききまくりだしさ。アムはタスクの額をつんってしちゃうしさ。戦いの最中に手を繋いでコンビネーション組んじゃうしさ。これ、まみちゃんじゃなくても、疑っちゃうよ?タスクとアムって実は付き合ってんの?どーなの?うわー、なんかゲスの勘ぐりが止まりません。誰か止めてぇorz