『Let's game! めっちゃ game! むっちゃgame! What's your name? I'm a 仮面ライダー!』
うん、堂々と変身音声で『仮面ライダー』を名乗らんと、何のヒーロー番組なんだかわからんよな。一瞬、わーいビーロボカブタック2が始まったぞ!と思った人は正直に手を挙げよう。仮面ライダーエグゼイド第1~2話感想!
ええっと、まずは個人的お知らせ。このブログでは、のんびり特撮の感想を書いていくつもりだったのが、ここ2年ほど何故か1記事あたりの分量が増え始め、気がついたら1週間に8,000~10,000字を書くのが当たり前の状態に。明け方までぽちぽち書いているのが当たり前の状態に。いやいやいや、いかん!プロでもないのに、この数字は異常。このままでは死んでしまう。つーか、さすがにこのままでは本業にも影響及ぼしそう。
なので、もう新番組の感想は書かないようにしよう!と思っていたのですが、やっぱりうずいちゃうんだなー。語りてえ……(もはや病気)。しかし来年度あたり、私事で大きな動きがありそうなので、それも踏まえて、趣味の時間を減らすために自分ルールを定めることにしました。
・ストーリーをまるまるレビューする形で、登場人物の感情にシンクロするのはやめる。
・放映当日、もしくは翌日までに書く時間が取れなかったら、その回の感想は諦める。
というわけで、今シリーズから仮面ライダーシリーズについての感想の分量はがたっと減りますが、決してつまらないとかそういうんじゃないというのは最初に言っておきますので、誤解なきよう。
ジュウオウジャーの方はもう3クール目まで来ちゃって、今更スタイルを変えるのは難しいので、このまま最終回までは突っ走ると思います。さて、お知らせはここまで。
それでは新番組なので、恒例の旦那の感想から。
ちなみに旦那のゲーム経験値は、なんとファミコン止まり。やったことがあるのは、スパルタンXとスーパーマリオ、好きなゲームはスーパーマリオ。「ノーコンティニューでクリアだぜ」ってどういう状態?と訊かれたときに、さてどこから説明したもんか頭を抱えました。まあ、世の中こんな特ヲタもいるのよということで。
やっべー、僕LEVEL1の状態が好きだ。あの、もそもそ動く感じがロボット8ちゃんみたいで好きだ。
LEVEL1っつーぐらいだから、後半に入ってレベルアップして新形態が現れると、すぐに見られなくなるんじゃないかなーとハラハラしてたんだけど、ウイルスと患者を切り離すには、必ずLEVEL1じゃないとダメと聞いて一安心。しばらくはこの形態を出してくれそう。LEVEL1が3体寄り集まって睨み合ってる画は、とてもほっこり。
LEVEL2になってからの戦いの見せ方もすごい。スーツアクターさんが実際に動いた画をコンピュータに一旦取り込んで、すごく軽快で、ポップなアクションに仕上げてる。どこからが実際のアクションでどこからがCGなのかが、シームレス。さらっと見せてるけど、完成図を想像して、現場でアクションや立ち位置の指示を出すのはすごく大変なんじゃないかな?
画だけみると『仮面ライダー』と呼ぶにはまだまだ抵抗はあるけど、画面の楽しさだけでも当分は充分に引っ張っていけそう。
僕、とりあえずは鏡飛彩が好きかも。院長の息子ってことで権力持ってて、脚のきっれーなミニスカ医療スタッフのお姉さんをふたりも侍らして、ドライバーを装着してもらったり、ガシャットを渡してもらったり……うわ、最高じゃん?僕、飛彩になりたい。
さて、今度はワタクシめの感想。ゲームの経験値はファミコン、スーファミ、セガサターンにプレイステーション、ニンテンドーDS。アクションゲームはまるでダメ(バイオハザードの1面を未だにクリア出来ていない)。完全RPG派。最後にやったゲームは逆転裁判、好きなゲームはドラクエ3とMOTHER2。まあ、私もアクションゲームの経験値は旦那と五十歩百歩。
宝生永夢「あのー患者さんの診察はいいんですか?なんでケーキなんて食べてるんですか?今しなきゃいけないのは……」
鏡飛彩「疲労回復のための糖分補給だ」
宝生永夢「患者よりも、疲労回復の方が大事なんですか?」
鏡飛彩「患者にはかかわらない。それが俺の主義だ。患者が何者であろうとも関係ない。俺はただオペで患者を治す。それだけだ」
宝生永夢「患者の身体さえ治ればどうでもいい、って言うんですか?患者は物じゃないんですよ!?」
ほうほう、いいねー。お仕事に対する主義主張が、お互い炸裂。存分に戦え、若者(待合室のおじいちゃん目線)。
そりゃ、患者目線から見たら永夢の気持ちはありがたいけど、これ、大病院でやってたら、あきらかに過労死コース。ほんのちょっとの手元の狂いが命取りになる外科医としては、飛彩の考え方がどちらかというと正解。永夢の考えは町医者向けだよね、とは思う(かといって町医者も、この考えでずぶずぶになると、全力でぶら下がる患者が出てきて大変な目にあうので、ある程度自分の中で一線を引くことがものすごく重要。要は立ち位置とバランスの問題)。まあそんな倫理問題はさておいて。
わー、なんだか沢山登場人物がでてきたぞー。じわじわ仮面ライダーを出していくんじゃなくて、とりあえず1クールで一気に出して、それぞれの主義主張の違いをみせることで、一年かけてお互いの意見を戦わせる方式なのかな?
共通の敵は、人間にも感染するコンピュータウィルス、バグスターで最初から決まっているので、医者であるライダー同士は共闘せざるを得ない。しかし、バグスターに対峙していく姿勢は、お互いの倫理の違いにより千差万別。 おお!これは実際にライダー同士で剣を交えることなく、ライダーバトルを実現させることが出来るじゃないですか!やだー、上手いこと考えてきましたね、これは。
見た目は限りなくファンキーでポップに見せながら、職業倫理をじっくり考えていくという、なかなか味わい深い展開になりそう。さあ、これからも1年、楽しませていただきますよー。
そして、旦那と私の共通の感想。
オープニング……無茶苦茶カッコイイんだけど、一緒に歌うの無理!これは無理!難易度高すぎ(ふたりとも昭和のタイトル絶叫系主題歌がもともと好み)。
そしてポッピーピポパポ……。官庁管轄の人工知能のクセして、なんでこんなイカれた言いにくい名前をつけたよ!?だいたい4回連続で言うと噛むよ、ちくしょー!
しかし、最近のこどもは難易度高い歌や名前を楽々こなしていくのう。もう、おじちゃんおばちゃん、敵わないわー。